ヨゼフ・スーク Josef Suk

チェコを代表する言わずと知れたヴァイオリンの巨匠。ボヘミア・ヴァイオリン楽派の継承者として美しい音色と気品ある歌で高く評価され、弦の国チェコにおいて至宝とされている存在。スークはチェコの作曲家ドヴォルザークの曾孫であり、同姓同名の作曲家ヨセフ・スークは祖父にあたる。ボヘミア・ヴァイオリン楽派の重鎮だったヤロスラフ・コチアンの秘蔵弟子として英才教育を受け、プラハ四重奏団の第1ヴァイオリン奏者として音楽活動を開始する。その後も、チェロのヨゼフ・フッフロ、ピアノのヤン・パネンカと「スーク・トリオ」を結成するなど、室内楽において活動を盛んに行う一方、ソリストとしても1959年から世界ツアーを行うなど名声を得る。スメタナ弦楽四重奏団と共演したモーツァルトの弦楽五重奏曲では第1ヴィオラを担当し、レコード・アカデミー賞を受賞するなど室内楽においてはヴィオラ奏者としての活動でも評価を得た。
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by masanotomo | 2001-02-01 01:00 | 1988年