クルト・レーデル Kurt Redel

1918年ブレスラウ(現ポーランド)生まれ。はじめヴァイオリン、リコーダーを習うがフルートに転向。オーラウの市立管弦楽団を経て、1938年ピアニストのエリー・ナイの推薦によりザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の首席奏者、同アカデミーの教授となる。クレメンス・クラウスのアシスタントを務め、クラウスがバイエルン国立歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者に迎える。レーデルは数々のオペラ、コンサートで演奏し、Rシュトラウス、カール・オルフ、ヴォルフ・フェラーリらと共演、親交を深める。1948年ジュネーヴ国際コンクールにて第2位。1953-73年バイエルン放送交響楽団(ミュンヘン)首席奏者。室内管弦楽団ミュンヘン・プロ・アルテを結成。バッハの「フーガの技法」が1955年にパリでディスク大賞に輝く。これまでに25以上もの交響楽団、そして室内管弦楽団を指揮し、世界各地で定期的に客演指揮者として招かれている。ドイツ連邦共和国大統領より連邦功労十字勲章勲一等を授与されたほか、フランスでも叙勲。音楽之友社からも「指揮のテクニック」が発売され好評を得ている。「ミュンヘン・プロ・アルテ」の指揮者として1950~60年頃まで数多くの公演や録音を行いファンを魅了したが、ミュンヘン・プロ・アルテ解散後、プラハにおいてチェコ・フィルハーモニー管弦楽団やプラハ放送交響楽団他、チェコの優れた音楽家を集めてプラハ・プロ・アルテ管弦楽団を組織し、コンサート、CD録音など多彩な活動を行っている。
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by masanotomo | 2001-05-01 01:01 | 1989年