ヤナーチェク弦楽四重奏団 Janacek Quartet  

ヤナーチェク弦楽四重奏団は、1947年ブルノー音楽院のチェルニー教授の室内楽科の学生4人によって創立され、1949年第1回公演で正式に「ヤナーチェク」の名称を得た。チェコ中央部モラヴィア地方の生んだ最大の作曲家レオーシュ・ヤナーチェクにちなんで与えたれたものである。結成以来、スメタナ・カルテットとともにチェコを代表する名四重奏団として全世界で活躍を続けてきており、自国の大作曲家ドヴォルザーク、スメタナ、また特にヤナーチェク作品においては比類ない独特の響きを持った演奏として高い評価を得、他の追随を許さないといわれている。機能性のみを重視しがちな現代の演奏風潮とは一線を画しており、まさに音楽本位の人間的な暖かさと明るさに満ちた名演奏を繰り広げている。日本には1962年の初来日以降、結成以来のメンバーは時を経て入れ替わったが、現在も結成以来のメンバーに指導を受け永年培われた伝統は完璧に継承され、現代屈指の名四重奏団として称賛を博している。現在のメンバーは、第1ヴァイオリン:ミロシュ・ヴァセク(Milos Vacek)、第2ヴァイオリン:ヴィテツラフ・ザ ヴァディリク(Vitezslav Zavadilik)、ヴィオラ:ラディスラフ・キセラーク(Ladislav Kyselak)、チェロ:ブレティスラフ・ヴィビーラル(Bretislav Vybiral)。 斎藤雅広は20年に渡る共演期間に第1ヴァイオリンのボフミル・スメイカル(Bohumil Smeikal)、イルジー・ノヴォトニー(Jiri Novotny)、第2ヴァイオリンのアドルフ・シコラ教授(Adolf Sykora)、ヴィオラのイルジ・クラトフヴィール(Jiri Kratochvil)の歴代メンバーとともに演奏し、その伝統を共に継承している。
[PR]
by masanotomo | 2001-04-01 01:01 | 1989年